「もっとモテる男になりたい」と思ったとき、筋トレ、ファッション、スキンケア、会話術など、やった方がよさそうなことはいくらでも見つかります。
ただ、最初から全部に手を出す必要はありません。
モテるための男の自分磨きは、魅力をたくさん足すことより、今の自分の印象を下げているものを一つずつ減らすところから始める方が分かりやすいです。
寝癖があるなら髪を整える。爪が伸びているなら切る。靴が汚れているならきれいにする。人の話を遮ってしまうなら、最後まで聞く。
こうした改善なら、顔立ちや身長など簡単には変えられないものを悩み続ける必要もありません。
私は20年以上、自分磨きを続けていますが、自分磨きは誰かに選ばれるためだけのものではないと思っています。恋愛をきっかけに始めてもいい。でも最終的には、自分自身が以前より納得できる自分へ近づいていくことが大切です。
この記事では、女性の好みを一括りにした「モテテク」ではなく、男性が自分で変えられる部分をどの順番で整えていけばいいのかを具体的に紹介します。
モテるための自分磨きは「女性に合わせて別人になること」ではない
最初に整理しておきたいのは、自分磨きをしたからといって、特定の相手から必ず好かれるわけではないということです。
恋愛には好みも相性もあります。
どれだけ身だしなみを整えても、価値観が合わない相手はいます。反対に、自分では欠点だと思っている部分を気にしない人もいます。
だから「女性はこういう男が好き」と決めつけて、自分の性格や価値観まで無理に作り替える必要はありません。
相手が自分を好きになるかはコントロールできませんが、自分の身だしなみや行動、人との接し方を整えることはできます。
自分磨きで集中したいのは、こちらです。
「モテる」は結果、自分磨きは自分で選べる行動
モテることだけを目標にすると、相手の反応によって自分磨きの価値まで決めてしまいやすくなります。
髪型を変えたのに反応がなかった。服を買ったのに恋人ができなかった。筋トレを始めたのにモテなかった。
これでは、自分では完全にコントロールできない結果ばかりを追いかけることになります。
それより、「伸びていた爪を整えた」「約束の時間を守った」「人の話を最後まで聞いた」のように、自分で実行できる行動を見る方が変化を確認しやすくなります。
恋愛が自分磨きを始めるきっかけでも構いません。ただし、続けるうちに「自分自身のためにもやっている」と思える状態を目指した方が、自分磨きを長く続けやすいと私は考えています。
まずは「魅力を足す」より印象を下げているものを減らす
モテるために自分磨きを始めようとすると、新しい服、美容商品、香水、ジムなど、「何を追加するか」に目が向きやすくなります。
でも、その前に確認したいことがあります。
最初にやることは、自分に何かを足すことではなく、今の印象を下げているものがないか確認することです。

- 髪に寝癖が残っている
- 眉毛が伸び放題になっている
- 無精ひげをそのままにしている
- 爪が伸びている、汚れている
- 服に強いシワや汚れがある
- 靴が極端に汚れている
- 口臭や体臭に無頓着になっている
- 猫背でいつも下を向いている
- 人の話を途中で遮っている
- 自分の話や自慢ばかりしている
- 約束した時間を守らない
この中に思い当たるものがあれば、高価なものを買う前にそこから直せます。
全部を一日で直す必要もありません。一番気になるものを一つ選べば十分です。
STEP1|最初に清潔感の土台を整える
何から始めるか迷う男性には、私はまず清潔感に関わる基本的な身だしなみから確認することをおすすめします。
ここでいう清潔感は、単に毎日お風呂へ入っているという意味だけではありません。
髪、眉毛、ひげ、爪、口元、服、靴などを見たときに、手入れされていることが自然に伝わる状態を目指します。
男性向けの自分磨きでも清潔感は基本として扱われることが多いですが、「清潔感があれば必ずモテる」という意味ではありません。人と会う前の基本的な身だしなみとして考えるのが適切です。
清潔感は高額な美容から始めなくていい
清潔感を出そうとして、いきなり高額な美容サービスを契約する必要はありません。
- 寝癖を直す
- ひげを剃る、または形を整える
- 爪を短く清潔に保つ
- 歯や口のケアをする
- 洗濯された服を着る
- シワや毛玉が目立つ服を見直す
- 靴の汚れを落とす
まずは、このような日常の基本からで十分です。
そのうえで肌、眉毛、ひげなどをもう少し整えたいと感じたら、メンズ美容の記事で詳しく確認してください。
STEP2|髪型・眉毛・肌・ひげを「放置しない」
顔立ちそのものを変えなくても、顔まわりの印象は整えられます。
特に髪型、眉毛、肌、ひげは顔の近くにあるため、普段から手入れされているかどうかが見えやすい部分です。
ここでも、作り込みすぎる必要はありません。
- 髪が伸びて扱いにくくなったら切る
- 眉毛から大きくはみ出した毛を整える
- ひげを生やすなら形を整える
- 洗顔や保湿など基本的なスキンケアを続ける
「美容に詳しい男」になることが目的ではなく、放置されている印象を減らすことが目的です。
見た目全体をどこから変えればいいか分からない場合は、男が垢抜ける方法も参考にしてください。
STEP3|服装は高級さより清潔さとサイズ感から
モテるために服装を変えようとして、最初からブランド品を買いそろえる必要はありません。
まず確認したいのは、もっと基本的な部分です。
- 汚れや目立つシワがないか
- 首元や袖が極端に伸びていないか
- 毛玉が目立っていないか
- サイズが大きすぎたり小さすぎたりしないか
- 靴が汚れたままになっていないか
白、黒、ネイビー、グレーなどのベーシックな色でも、清潔で自分の体に合った服なら十分に整えて見せられます。
高い服を買う前に、清潔でサイズの合った服を着る。この順番で十分です。

おしゃれに詳しくなるのは、その土台ができてからでも遅くありません。
STEP4|体型だけでなく姿勢と生活習慣も整える
体を整えることも自分磨きの一つですが、「細マッチョにならなければモテない」と考える必要はありません。
体格の好みも人それぞれです。
それより、運動不足が続いているなら体を動かす、猫背が気になるなら姿勢を意識する、睡眠時間が乱れているなら生活リズムを見直すなど、自分自身の生活を整える視点を持ちましょう。
無理な減量や極端な食事制限を「モテるため」と考える必要はありません。健康に関わる体重管理や運動は、恋愛結果ではなく自分の健康状態を基準に考えることが大切です。
STEP5|内面磨きは「いい人を演じること」ではない
外見を整えたあとに忘れたくないのが、人との接し方や日々の行動です。
ただし、モテるために何でも相手へ合わせたり、嫌なことまで我慢したりする必要はありません。
内面磨きで意識したいのは、もっと基本的な部分です。
- 約束を守る
- 時間を守る
- 感謝を言葉にする
- 間違えたときは謝る
- 自分の機嫌を相手へぶつけすぎない
- 相手と意見が違っても必要以上に攻撃しない
- 自分の意見も必要なところでは伝える
これは「女性に好かれる性格を作る」という話ではありません。
恋愛だけでなく、仕事や友人関係でも大切になる人との接し方です。
自信・考え方・行動・習慣まで詳しく見直したい場合は、男の内面の自分磨きで整理しています。
STEP6|コミュニケーションは「たくさん話すこと」ではない
「モテる男=会話がうまい」と考えて、面白い話や恋愛テクニックを覚えようとする人もいると思います。
もちろん話題を増やすことが役立つ場面はあります。
でも、会話は自分をアピールする時間だけではありません。
- 相手が話している途中で遮らない
- 話を聞きながら次の自慢話を考えない
- 分からないことは自然に聞く
- 相手が嫌がっている話題を無理に続けない
- 自分ばかり質問せず、自分のことも適度に話す
会話で魅力を足そうとする前に、相手が安心して話せる接し方を減点なくできているかを確認してみてください。

無口な人が無理におしゃべりになる必要はありません。相手を尊重しながら、自分の考えも伝えられる会話を目指せば十分です。
STEP7|自信を待たずに、小さな行動を積み重ねる
自信がないから恋愛に積極的になれないと感じる男性もいるでしょう。
ただ、「自信がついてから動こう」とすると、いつ動けるのか分かりません。
私は、自信そのものを先に作ろうとするより、自分で決めた小さな行動を実行する方が現実的だと思っています。
- 美容院を予約する
- 爪を切る
- 靴を一足きれいにする
- 一着だけサイズの合わない服を見直す
- 10分だけ運動する
- 相手の話を最後まで聞く
小さくても「自分で決めて実行した」という経験は残ります。
自分磨きは、誰かから褒められた日だけ成功なのではありません。自分で変えられることを実際に変えた時点で、一歩進んでいます。
当社からのワンポイントアドバイス|モテたい気持ちは自分磨きの立派なきっかけになる
「モテたいから自分磨きをする」という理由を、恥ずかしいと思う必要はないと私は考えています。
好きな人ができた、恋人がほしい、もっと自信を持って人と会いたい。何かを変えようと思うきっかけとしては十分です。
ただ、20年以上自分磨きを続けてきて思うのは、誰かの評価だけをゴールにすると続けるのが苦しくなるということです。
相手の反応は、自分だけでは決められません。
だから最初は「モテたい」でもいい。そこから少しずつ、「昨日より身だしなみを整えられた」「決めたことを実行できた」と、自分自身の変化にも目を向けてみてください。
そうすれば恋愛の結果にかかわらず、自分磨きをした時間そのものが自分に残ります。
モテるための自分磨きでやらなくていいこと
自分磨きは、やることを増やせば増やすほどいいわけではありません。
高いものを買えば魅力が上がると思わない
高級な服、時計、美容商品を持つこと自体が悪いわけではありません。
自分が好きで買うなら、それも楽しみの一つです。
ただし、「これを買えばモテる」という理由だけで無理にお金を使う必要はありません。
寝癖、伸びた爪、汚れた靴をそのままにして高級時計を買うより、まず基本的な身だしなみを整える方が順番として自然です。
女性の好みを一括りにしない
「女性は筋肉質な男が好き」「女性は高収入の男が好き」「女性はこういう髪型が好き」のように、全員の好みを一つにまとめることはできません。
相手は一人の人間です。
誰かの好みを参考にすることはあっても、「女性全員の正解」を探し続けないようにしましょう。
自分を下げ続けて相手へ合わせない
モテたいからといって、何でも相手の希望に合わせる必要はありません。
相手を尊重することと、自分の価値観を全部捨てることは違います。
自分磨きは、自分を嫌いになるためにするものではありません。
男性側にも、どんな人と付き合いたいのか、どんな関係を作りたいのかを選ぶ権利があります。
恋愛テクニックだけを集め続けない
LINEの返信時間、駆け引き、会話フレーズなどを覚えることより、身だしなみや人との接し方など、自分自身の土台を整える方をこの記事では優先します。
相手を操作する方法を覚えることは、自分自身を磨くこととは別です。
何から始める?モテるための自分磨きを7段階で考える
ここまでの内容を順番にすると、次のようになります。
- 印象を下げている要因を一つ減らす
- 清潔感の土台を整える
- 髪型・眉毛・肌・ひげ・服装など外見を整える
- 体と生活習慣を整える
- 考え方や人との接し方を見直す
- 相手を尊重したコミュニケーションを身につける
- 小さな改善を継続する
モテるための自分磨きは、何か一つの必勝法ではなく、自分で変えられる部分を順番に整えていく作業です。

一度に7つ全部を始める必要はありません。
最初の一つが整ったら次へ進めば十分です。
当社からのワンポイントアドバイス|今日変える場所を一つだけ決める
この記事を読んだあとに、服も買って、筋トレもして、スキンケアも始めて、会話も勉強しようとする必要はありません。
一度に増やすと、何が続いて何が続かなかったのかも分かりにくくなります。
まず自分を一度確認して、「ここは直せそうだ」と思うものを一つだけ決めてください。
爪を切るでも、靴をきれいにするでも、美容院を予約するでも構いません。
一つ直したら、次の一つへ進む。
このやり方なら、自分磨きは特別なイベントではなく普段の生活に入っていきます。
私は、長く続けるならこのくらいのペースで十分だと思っています。
30代になってから外見を本格的に見直したい人は、30代男性が垢抜ける方法も参考にしてください。
モテるための男の自分磨きに関するFAQ
Q.モテるために男は何から自分磨きを始めればいいですか?
A.まずは自分の印象を下げている要因がないか確認するところから始めてください。
寝癖、伸びた爪、無精ひげ、汚れた靴、シワの強い服など、すぐに直せるものがあれば一つ改善します。その後に清潔感、外見、内面、コミュニケーションと順番に整えていけば十分です。
Q.自分磨きをすれば必ずモテますか?
A.必ずモテるとは言えません。
恋愛には相手の好みや価値観、相性があります。自分磨きでは、相手の反応をコントロールしようとするのではなく、自分で変えられる身だしなみ・行動・人との接し方などを整えることを大切にしてください。
Q.顔に自信がなくても自分磨きに意味はありますか?
A.あります。顔立ちそのもの以外にも、自分で整えられる部分はたくさんあります。
髪型、眉毛、ひげ、肌、服装、姿勢、生活習慣、人との接し方などは見直せます。変えにくいものを悩み続けるより、自分で改善できる部分から始める方が具体的に行動できます。
Q.外見と内面はどちらを先に磨くべきですか?
A.何から始めるか迷うなら、まず基本的な清潔感や身だしなみを確認する方法があります。
ただし、外見だけで自分磨きが終わるわけではありません。基本的な身だしなみを整えたら、約束を守る、相手の話を聞く、感謝を伝えるなど、内面や人との接し方も一緒に見直していきましょう。
記事まとめ|モテるための自分磨きは「足す」より「整える」から始める
モテるために自分磨きをしようと思ったとき、やることを増やそうとするとキリがありません。
筋トレ、ファッション、スキンケア、眉毛、ひげ、香水、会話、読書。調べれば調べるほど、「全部やらなければいけない」と感じることもあるでしょう。
でも、最初から魅力を足し続ける必要はありません。
私はまず、今の自分の印象を下げているものを一つ減らすことから始めればいいと思っています。
髪に寝癖があるなら整える。
眉毛が伸び放題なら整える。
爪が伸びていたら切る。
服に強いシワや汚れがあるなら見直す。
靴が汚れているならきれいにする。
人の話を遮っているなら、最後まで聞く。
約束の時間に遅れがちなら、時間を守る。
一つひとつは派手ではありません。
でも、こうした基本を飛ばしたまま高価な服や美容商品を追加しても、土台に残っている問題は消えません。
だから順番としては、まず減点要因を減らす。その次に清潔感を整える。さらに髪型・眉毛・肌・ひげ・服装など外見を整える。体や生活習慣を見直す。そして内面やコミュニケーションも整えていく。
この流れなら、今の自分がどこから始めればいいのか判断しやすくなります。
そして、忘れてほしくないのは、自分磨きをしたからといって、特定の相手から必ず好かれるわけではないということです。
人にはそれぞれ好みがあります。
価値観も違います。
相性もあります。
だから、自分磨きで相手をコントロールしようとする必要はありません。
自分でコントロールできるのは、自分の行動です。
今日、爪を切る。
美容院を予約する。
靴をきれいにする。
相手の話を最後まで聞く。
「ありがとう」を言葉にする。
こうした行動なら、自分で選んで実行できます。
20年以上自分磨きを続けてきた私も、自分磨きに「これで完成」という状態があるとは考えていません。
年齢が変われば気になるところも変わります。
生活が変われば優先順位も変わります。
恋愛をきっかけに始めた自分磨きが、いつか仕事や健康、人間関係、自分自身への信頼につながることもあります。
「モテたい」は、始める理由として十分です。
ただ、その先では女性からどう評価されたかだけではなく、以前の自分と比べて何が変わったのかも見てください。
モテるための男の自分磨きは、女性ウケする別人になることではありません。自分の魅力を下げているものを減らし、自分で変えられるところを一つずつ整えていくことです。
今日やることは一つで構いません。
今の自分を一度確認して、「これは今日直せる」と思ったものを一つ選んでください。
一つ整ったら、次の一つへ進む。
その積み重ねが、自分自身が納得できる自分へ近づくための自分磨きになります。
